ヨッド(ヨード)
ヨッドについては、解説があいまいなものが多く非常に理解しにくいものです。また私自身ネイタル(出世図)にヨッドがあったので調べてみました。参考にした文献は、Hamaker
Zondag著の"The Yod Book"というものです。他にはインターネット上でのリソースを参考にしました。
ヨッドとは
ヨッドはクインカンクス(150°)2つとセクスタイル(60°)1つの3つの惑星で構成される二等辺三角形のアスペクトです。
別名"Finger of God" 、"Finger of Fate"などとも呼ばれています。メジャーアスペクトに含めるか否かは?です。ヨッドという名前の由来はヘブライ語の10番目の文字からきています。この文字には"hand"(手)という意味があります。又、ヨッドは
カルマをあらわす(karmic configulation)とされる説もあるようです。
オーブが4°以上だとバイクインタイル(144°)のオーブとかぶってしまうのでオーブは最大でも4°までだそうです。
クインカンクス(ハードアスペクト)とセクスタイル(ソフトアスペクト)によって構成されていますが、ヨッド自体は基本的にハードアスペクトとして認識してよいのではないかと思います。
T-スクエアと類似している点もあるようですが、T-スクエアとの相違は、T-スクエアは異なるエレメントを持つ3天体で構成されていますが、それらの天体は同一のモード(3区分)を持つサインに属しています。つまりT-スクエアを構成する全ての惑星が、活動宮、不動宮、柔軟宮のいずれかに属しています。
一方ヨッドは異なるエレメントを持つ3天体で構成されるのに加え、異なるモードを持つ3天体でも構成されています。
ヨッドのアクティベイト
トランジットもしくはプログレスの惑星とネイタルのヨッドとが何らかのアスペクトを作る事によりヨッドがアクティベイトされる。
アスペクトする惑星は動きの遅い惑星(トランスサタニアン)であるほどその効果が顕著である。
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