境界線 (実践)
他者から与えられた批判的な意見を拒否し、
「相手の支配から抜ける」
1、他者の意見は他者の意見にすぎない
(他者の価値観を通した勝手な主観である)
「本当の自分の姿とはちがう」
(あなたと他者はちがう意見、価値観、感情、感性をもった存在)
あなたを否定的に見る人がいたとしても、それは「真実」ではない
2、自分のことを尊重する
「自分の感じている痛みなどを、ありのまま許す」
(自分の命を守る)
苦しみを尊重し、自分が苦しまないようにやさしく接してあげる
(傷ついたと感じてもいい、いやだと思ってもいい、苦しかったら逃げていい)
3.本来、人の数だけ価値基準が存在している
評価は見る人によって変わってしまう
相手が批判することも、どんな意見でも、全体の一部である
4、「誰かに認められた」「他者に愛されたい」と思うあまりに、
選ばれることや認められるためにがんばってしまう
他者の評価のみに自分の人生を委ねることで、自分を放棄している
相手によって一喜一憂することになり、不安が続く
自分で「関わりたい人」「誰をたいを大切にするか」を選んでいい
「誰の評価を採用するか」も選んでいい
相手から選ばれる、評価されるのを待つのではなく、あなたも選び評価していい
(他人と同じ対等な力を持っていることに気づく)
(他人と同じ命の権利を自分に許していく)
5、他者の言っていることをそのまま肯定し、それに従っていることがほとんどである
これからは「自分の意見を持つ」ことを心がける
「私はこう思う」「私はこうしたい」という意志をみとめてあげる
自分が自分のやりたいことや意志を認められたら、他者に左右されなくなる
「自分の思いは自分が決める」と決断した瞬間に、他人から左右される無力さと
恐怖から解放される
6、人に対してやさしいところがあったり、
いつも人がいやがる役回りを引き受けていたり、
調和をはかろうと気をつかっていたり、
たくさんの努力やすばらしいことを実際に行ってきた自分がいることを認めましょう
そうすることで、自分への確信がもてるようになる
(他者がダメだとか、認めないとしたとしても事実を認めることが大事)
7、「自分と同じように、他者にもできないことがある」
「他者も弱さを持っている」という対等な視点から関係をとれえる
あなただけが責任を負うことを手放す
(他者にも悪いところや、未熟さがあるかもしれないことを考える)
自分を責めることなく、また一方的な不当な扱いを避けることができる
人間関係の責任は必ず、自分と相手50%50%である
(安心して自分だけの負担を下してあげましょう)
{他者と自分を切り分けるという視点を持つ}
相手が言ったっことが自分自身であると思い込み、自分を否定してしまう
あえて自分をマイナスに評価する人の意見だけを採用する
「マイナス評価をする人は受け入れなくていい」ということを学んだ
人間は本来多面なものです。清濁併せ持っています
0コメント